制定:1997年10月1日
改定:2023年 2月1日
長谷川メンタルヘルスケアセンター
代表 長谷川 裕通

■団体の経営理念

 長谷川メンタルヘルスケアセンター(以下「当ケアセンター」という)の「経営理念・運営方針」は、働く労働者のメンタルケア、家族のメンタルケア、学校のメンタルケアの3つの領域で、全ての世代の人々が人間としての尊厳を保ち、健康で生き生きと活動できるように、広い心理学の知見と経験に基づく、メンタルへスルケア、心理カウンセリング、キャリアカウンセリング、そしてスキルトレーニングによる支援を安価で提供することを通して、国内の全世代への心理的支援および海外における児童の人身売買や児童労働の防止と世界の子ども達が幸せな将来を描ける人道支援で社会に貢献することを使命とします。

■運営方針

 当ケアセンターの「経営理念・運営方針」は、現代社会における経済的な貧困問題や生活困窮などの社会問題の背景の一つとして、子どもの頃にうけた家庭での児童虐待や学校イジメによる長期メンタル不調が原因で、成人した後も安定した就労につけないケースが多いことがあげられます。
このメンタル不調の方々を生み出すスキームとして、これまでの地域ボランティア活動から得られた知見から、家庭における「虐待の世代間連鎖」とあわせて「虐待の環境間連鎖」があります。それは、「職場ハラスメント問題」を発端に、その就労者が家族にストレスを発散する「DVや児童虐待の問題」を生みだし、さらにその被害児童は学校で他の生徒にストレスを発散し、「学校いじめ問題」を生み出し、その虐待する子どもは成人して職場で問題を引き起こし、学校いじめ被害を受けた子どもはメンタル不調などで不登校となるケースもあります。
 このような、虐待連鎖を防ぐために、公益を目的とした事業展開で、各環境領域におけるメンタルヘルスケアとコミュニケーションスキルトレーニングなどの心理カウンセリング活動によって、他者を思いやる優しい心を取り戻すサポートを目指す必要があると考えています。そのために、ボランティア活動を基本として、収益を得ることなく運営経費の原価を賄うための最低限の、安価な支援サービス料金を実現し、誰でもが容易に高度な心理学の知見と豊富な経験を有した国家資格保有者の支援サービスを受けられるように、公益事業として地域社会に貢献します。

■クライアント尊重と公益活動

 長谷川メンタルヘルスケアセンターの代表である長谷川裕通は、自分自身及び全てのスタッフが業務上において、営利を目的とすることなく常にボランティア精神に則り非営利活動を原点としてクライアントに関わり、人道的な観点を最優先します。そしてクライアントの人格を尊重してクライアントの幸福と自己実現に向けて心から支援することを宣誓します。また、業務上において知り得たクライアント自身の情報、クライアントに関わるご家族情報や友人情報、クライアントの過去・現在の生育歴や職務経歴などの個人情報およびクライアントに関連する全ての情報はクライアントの機密情報として、法律に基づき厳重に管理することを宣誓します。

■運営領域と支援内容

個人向けサポート
1)ストレスケア・プログラムの提供(成人、児童)
2)コミュニケーションスキルトレーニング
3)DV・児童虐待防止のための家族支援

企業組織向けサポート
1)中小企業への厚労省ストレスチェック義務化に向けたコンサルテーション
2)中間管理職へのコミュニケーションスキルトレーニング
3)従業者へのメンタルヘルスケア

公的組織へのサポート
1)学校関係者へのイジメ防止プログラムの提供
2)支援者スキル向上プログラムの提供
3)国内NPOおよび海外NGOとの連携による人道支援

■サポート実施方法

  • ITシステムツールを活用した、ビデオ通話によるオンラインカウンセリング
  • メールによるカウンセリング
  • 来談のカウンセリング(土日曜日、レンタルプレイスのカウンセリングルーム)
  • 出張カウンセリング
  • スキルトレーニングセミナー(オンライン形式セミナー、または特定会場での集合形式)

長谷川メンタルヘルスケアセンター