2025年の年頭挨拶:「思いやり」「共感」「尊重」で新たなステージの社会へ!
大切にしたい今年の言葉は「思いやり」「共感」「尊重」の三つです
新年あけましておめでとうございます
今年は、世界中に平和が訪れ、すべての人々が幸せに暮らせる平穏な歳となるよう、心からお祈り申し上げます
今年2025年は、21世紀のFirst Quarter(2001年~2025年)の最終年であり、次の2026年から始まるSecund Quauter(2026年~2050年)への社会変革の準備年です。これまでのコロナ禍を乗り越えてきたように「人命より尊いものはない」という人間愛で、人類の英知を結集し、世界中の紛争を終結させ、戦争のない平和な未来社会が到来することを心から祈ります。
「思いやり」・「共感」・「尊重」の心で活動します
年頭にあたり、長谷川メンタルヘルスケアセンターでは、世界中の人々が困難な状況を乗り越え、幸せな未来に向かって歩みつづけるために、大切にしたい今年の重要なキーワードとして2025年は、Sympathy(思いやり)・Empathy(共感)・Respect(尊重)の3つをスローガンとして掲げます。
この3つの言葉が、人間の尊厳を守り、尊い人命を守り、平和な世界に導いてくれるものと確信しています。
そして、私たちのボランティア活動においても、スタッフ一同が、この言葉の意味する態度でクライアントに接し、相手の立場に立って考え、相手の気持ちに寄り添い、一人でも多くのサポートが必要な方々への心理カウンセリングによる非営利ボランティア活動で、少しでもお役に立てることを目指します。
・Sympathy(思いやり・同情):
クライアントが直面している好ましくない状況に、同情し思いやりのある温かな気持ちで接すること。
・Empathy(共感):
クライアントの感情を推しはかり、その気持ちを共有し寄り添うこと。
・Respect(尊重):
クライアントが持つ人間としての尊厳と、多様性を大切なものとして敬うこと。
誰一人取り残さないために、思いやりの心で、戦争のないインクルーシブ社会を目指すSDG s
SDGsは持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)であり、現在の紛争状態にある国々も含め、世界中の国が批准し、多くの企業組織などでSDGs活動を表明しています。
参考情報:SDGs情報:外務省ホームページSDGs Action Platform
これは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載され、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
このSDGsの目指すターゲットは、全ての人の「尊厳」を尊重し、世界中の人々が健康で暮らせる戦争のない平和な社会を目指すことが明記されています。さらに、その目標とする具体的な目標には、貧困や飢餓をなくす行動目標、ハンディキャップを持った人達を包み込んで普通に暮らせる社会目標、などがあります。
その目標達成にむけて、私たち一人ひとりに求められる心掛けや活動は、身近な人はじめとした、隣人への思いやり、相手の気持ちに共感し、そして多様性のある個性への尊重です。そのために、身近な家族、職場での仲間、地域社会のご近所、学校の友だちなど、まずは親しい身近な人とのコミュニケーションにおいて思いやりのある行動が求められます。
人とのコミュニケーションにおける大切なスキルとして、相手にたいして「思いやり(sympathy)」の心で接し、相手の立場にたって、相手の考えと気持ちを察して、相手へに「共感(empathy)」し、相手の持つ人間の尊厳を守り、相手を尊重し、相手の個性をパーソナリティの「多様性」と認識し、誰一人として排斥することなく、相手を包み込み受け入れ、相手を支援しサポートすることが重要です。
これは相手が持つ、能力の違い・身体特徴の違い・人格の違いなどの多様性を、すべて包み込むインクルーシブ社会を実現することに結びつきます。
同様に、世界中で起きている紛争を終結させ、平和な社会を実現するために必要なことは、戦禍で傷つく人々を気遣い「思いやる(Sympathy)」心で、悲しみ苦しむ人々の気持ちに寄り添う「共感(Empathy)」を持って手を差し伸べてサポートし、すべての国家・民族・宗教のなどの多様性を認め「尊重(Respect)」しあう行動です。
世界中のすべての人々が、お互いを思いやり、相手に共感し、そして尊重する心が、これからの輝く新たなステージの未来社会を創ると確信しています。
思いやりのある三つの社会環境をめざします(家庭環境、学校環境、職場環境)
長谷川メンタルヘルスケアセンターでは、将来を担う子ども達が、たとえ経済的な困窮の中にあっても、自分の夢を諦めることなく、目指したい将来の自分の姿に向かって普通にチャレンジできるような社会づくりを目指し、小さな団体で微力ではありますが活動しています。
そのために、長谷川メンタルヘルスケアセンターでは、経済的な困窮状態にある方々には、無償サポートをいとわない形で対応し、営利を目的としないボランティア活動の非営利団体です。
日常生活における困難に直面して苦悩する方々や、ストレスを抱えて体調不良の方々が、一日もはやく笑顔を取り戻すことができ、再び幸せな生活に戻ることができるようにポートすることを使命とし、少しでも社会にお役立ちできるように活動するボランティア団体です。
そのために、長谷川メンタルヘルスケアセンターでは、虐待やDVのない幸せな家庭環境の実現、お互いを尊重するイジメのない学校環境の実現、そして個の才能を発揮できる心理的安全性のある職場環境の実現という、三つの社会環境を実現することをスタッフ一同が目指して、2025年も非営利ボランティア団体として活動を継続します。
2025年令和7年 元旦
長谷川メンタルヘルスケアセンター
代表 長谷川 裕通