人道支援情報
「子どもの貧困解消法」が国会成立され、今後は実効性のある具体的な施策展開が課題です
6月19日に「子どもの貧困解消法」が国会成立しました。貧困解消むけた法律の目的が明確にされ、子どもが適切な養育・教育・医療を受けられない等の権利侵害や社会的孤立を防ぐ対策が強化されます。今後、自治体における実効性のある具体的な施策展開が課題となります。
法律改正で孤立するヤングケアラーへの救済・支援がより一層求められます
法律改正で孤立するヤングケアラーへの救済・支援がより一層求められます。令和6年6月12日にヤングケアラー支援・救済に関する法律が施行され、自治体が支援すべき内容が明確にされました。これにより、ヤングケアラーの定義が法律で明確にされ、国は自治体にたいして、「ヤングケアラー」の実態を調査し、支援が必要な要支援児を把握し、個別に支援のためのサポートプログラムを対象者ごとに作成し、個別に必要な支援内容を明確にし、継続的な支援を求めています。
個人を認めあう思いやりのダイバーシティが虐待と暴力のない共生社会を創る
個人と集団が持つ多様性を尊び認めあうダイバーシティ思考で、全ての人を包み込む共生社会を創ることが出来ます。いま 世界で起きている紛争や身近な社会で起きている対立や争いは、相手を思いやる気持ちの欠如から生じています。いま現代社会に求められていることは、相手を認め合い、思いやる気持ちで、すべての人が持つ尊厳を心から尊重することです。
親の虐待から逃れ、都会をさまようオーバードーズのトー横キッズたちに支援を!
親の虐待から逃れ、都会をさまようオーバードーズのトー横キッズたちに支援を! 親の虐待から逃れて、危険な大都会を放浪する未成年への継続的支援が必要です。これまで痛ましい児童虐待の事件が繰り返されてきましたが、さらに問題が深刻化しています。大都会で被害者の子ども達が新たな危険性に遭遇しています。虐待された子ども達への継続的な人道的保護と、虐待親にたいする家族機能の回復支援が急務です。
能登半島地震 被災者メンタルケア緊急支援のご案内
能登半島地震で被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を心からお祈りしています。長谷川メンタルヘルスケアセンターでは、今回の地震で被災された方々への緊急支援として、スマホのLINEやZoomなどによるオンラインでのビデオ通話による無料メンタルケアを実施します ので、ぜひご利用ください。
2024年頭挨拶:「思いやり」と「共感性」と「多様性」で平和な世界に!
新年あけましておめでとうございます。今年は、世界中に平和が訪れ、全ての人々が穏やかに過ごせる素晴らしい歳となることを心から願っています。戦禍で傷つく人々を気遣い「思いやる」心で、悲しみ苦しむ人々の気持ちに寄り添う「共感性」を持って、すべての国家・民族・宗教の「多様性」を認め合う行動が、一日も早い停戦を実現させると信じています。
共感性が欠如する「大人の発達障害」の特徴と対処方法
他者に共感する思いやりの心を持つことは基本的な社会生活のマナーであり、対人関係の構築に必要なスキルです。大人の発達障害といえる自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥多動症(ADHD)、パーソナリティ障害(PD)の傾向にある共感性が欠如した人を排除することなく、理解し包み込む多様性に配慮したコミュニケーションが必要です。
世界平和にむけた共存共栄のために「多様性」を尊重する社会変革が求められる
WHOは、イスラエルとパレスチナの紛争によってガザ医療施設では多くの一般市民と医療従事者が人命の危機に直面しており、即時停戦を呼び掛けています。紛争解決のために、共存共栄できる解決策を導き出すことを世界の指導者たちに求めています。
10月10日は「世界メンタルヘルスデー」です
毎年10月10日は「世界メンタルヘルスデー」として、メンタルヘルスに対する社会的な関心を高め、偏見をなくし正しい知識を普及することを目的に世界精神保健連盟が1992年に提唱し、その後WHOによって世界記念日として制定されました。
働くお母さんを守るパワハラ防止法改正と子育て家計支援制度
パワハラ・マタハラ防止対策が個人事業主・中小企業にも義務化されています 最近の、長谷川メンタルヘルスケアセンターにおけるご相談内容において、「働くお母さん」からのご相談が増えています。育児と仕事の両立のために、職場の理 […]
東京都の「子育て応援とうきょうパスポート事業」協賛店に認定されました
長谷川メンタルヘルスケアセンターは、東京都の「子育て応援とうきょうパスポート事業」の協賛店として認定され、2023年8月1日より東京都福祉局の東京都の子育て情報サイト「とうきょう子育てスイッチ」に登録されたことをお知ら […]
児童養護施設の出身者に支援を
高い離職率に就労支援の必要性 ケアリーバーに支援の手を! 身近に頼る大人がいないケアリーバーといわれる人たちの離職率が3年目で61%(高卒者平均:39%)と高く、就労支援が求められています。(参考報道:2023年5月8 […]
6月20日は「世界難民の日」UNHCR
誰ひとり取残さないために、世界の難民と共に描く希望に!【 UNHCR 】 2000年12月4日、国連総会で、毎年6月20日を 「世界難民の日」(World Refugee Day)とすることが決議されました。この日は、従 […]
WHO「難民と移民の健康に関するアクションプラン」2030年まで延長
国際紛争が世界各地で発生している現在、世界保健機関(WHO)は、難民と移民の健康を保護および促進し、これらの人々の健康の公平性を確保するための主要な行動と政策提言を定めた新しい技術概要「難民と移民のニーズへの対応:ユニバ […]